教会便り 2022年 11月


ツワブキ
花言葉:困難に負けない



カトリック島田教会

〒427⁻0041

島田市中河町 344

0547-37-1906



信仰を新たにして

アナマリア ゴンザレス・天使の聖母宣教修道女会

 11月に入りますと大自然の姿が変わり、新たな命のために失うものが見えます。自分の中に新たな出発への招きが感じさせてくれます。これも信仰の道ではないかとも思います。

 「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。」(ヘブライ11、1) 神様からの呼び掛けに耳を傾ける心、神と、また自分との出会いの道のりでしょう。日本に来た時、そして今30年がたっても、自分を新たにされる絶えずの呼び掛け、自然の変わり次第にも感謝します。

 初めに来日した時に必死に文化、言語、習慣を学ぶことを思い出すと今、日本に来ている新しい兄弟姉妹たちと似ていて、多くの人の支えのお陰で今の私であるように、彼らも持っているキリスト教の信仰や価値観、アイデンティティを保ちながら日本社会に溶け込む助けも必要とされているでしょう。

 いろんな出来事、出会い等、日々祈りの中でキリストの愛と救い、神の御言葉をとおして「待ち望んでいること」は何であるかを味わおうとしています。又、神様のみわざが見えない・気がつかない時に、やっぱりナマの自分が出てしまい、自分のエゴと闘いながら悔い改めの涙を流すしかありません。これも信仰者の道でしょう。信仰の恵みがあるからこれを言えます。

 私たちキリスト者は洗礼の時から信仰の道に導かれますし、使命ミッションが与えられている。「信仰はキリストの言葉を聞くことによって始まるのです」(ローマ 10、17) 秘跡と神のみ言葉で信仰を日々養っています。各自が頂いた信仰の恵みを養い保つことは一つの使命です。

 もう一つの大きな使命に光を与えてくださる箇所があります。自分のためばかりでなく、他者、周りの人のために救いの恵みへの道を少しでも開く。

 「信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。聞いたことのない方を、どうして信じられよう。また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。《良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか》と書いてあるとおりです。」(ローマ 10、14-15)

 この手紙で信仰への道を教えてくれると気がします。言葉や生き方をとおして洗礼を受けたわたしたちはキリストを伝えることは大切な使命:信仰は自分のためにだけではありません。神の愛の素晴らしさを黙っていられない。数年前から与えられた奉仕の中、一つ静岡刑務所で教誨師、もう一つ、コロナ禍で生活困窮の移住者への支援。どちらも社会から温かく迎え入れない状況の中にいる兄弟姉妹たち。

 移り変わる世の中で信者として、私たちは出来ることは挨拶、ほほえみ、パンを分け与える事、良きサマリア人のように、一人でもわたしたちと出会って、希望や明るい一日さえ過ごせばキリストを見いだせれば、何と幸いな一日がありますように祈ります。神様の助けを願いながら、日々信仰を新たにする人でありたい。



第15回運営推進会議議事録

日時:10月 2 日(日) ミサ後

場所:集会室

参加者:8 名

1.報告事項

敬老会について

黙想会について

60周年誌原稿募状況

講演会ポスターについて

掲示板の更新

教会便り 11 月号

ホームページの更新

2.議題

60周年記念誌について(継続)

文責:八木



11 月のカレンダー

11 月 6 日:年間第 32 主日・ 11 時

11 月 13 日:年間第 33 主日・貧しい人のための世界祈禱日・11 時

11 月 20 日:王であるキリスト 世界青年の日 聖書週間・徳山教会・11 時・13 時 30 分

11 月 27 日:待降節第1主日・11 時

0コメント

  • 1000 / 1000