3月28日 受難劇による黙想会「カルメル会修道女の対話」

 ペストの蔓延や、戦争が起こる中、中世ヨーロッパの各地で、その終息を神に祈って、受難劇が盛んに上演されました。

 ドイツ南部・バイエルン地方の小さな村「オーベルアンメルガウ」では、1634年に、ペストが蔓延する中、その終息を神に祈って、素人の村人たちが総出で、受難劇が始められ、今日に至る迄、延々と、10年毎に上演されています。

 そのひそみに倣って、今日、疫病が蔓延する中、その終息を祈って、受難劇「カルメル会修道女の対話」―ドイツ語では、「恵まれし不安」と題されていますーを観ながら、四旬節の黙想会を開きます。

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