島田教会便り 2021年4月

芝桜
花言葉:一致



教会委員長を終えて

ヨハネ・三輪昌彦

 この3年間、教会委員長を務めさせて戴きましたが、信徒の皆様のご協力のもと、無事、終えることが出来ました。大変ありがとうございました。

 最初は、戸惑いの中で進めて参りましたが、運営の細部は分からないことが多く、皆様方には色々と、ご迷惑をお掛けしたものと思います。

 そうした中ではありますが、徳山教会の大手さんのご尽力のもと、「島田教会の今後を考える会」が10回余り開催され、信徒の方々の意見や、考えをお互いに聴く事が出来た事は、一つの良かった点ではなかったかと思います。今後は、島田教会の信徒自らが、積極的に動くと共に、親子教会である徳山教会とも交流を深めていけたらと思っています。

 島田教会は小さな教会で、これまで委員会もなく、その分、和気あいあいとやってきたような気がします。これからは、こうした雰囲気は残しつつ、もう少し組織的な動きや、各係の役割の見える化を進めた方が、良いのではないかと思っています。

 そうでないと、新しい人に、この係をやって下さいとお願いする場合も、相手が何をやったら良いか判らず、役を受けられるかどうかの判断に迷うと思うからです。また、係の仕事が、特定の人についてしまい、その人がいないと、上手く回らないと言った問題も起きてしまうことが、考えられるからです。 (専門性や、技量的なところで、人についてしまう部分もあるのかもしれませんが・・・)

 また、現在、島田教会は、少子高齢化の波の中に浮かぶ小舟のような状態だと思います。特に年代的な話で言うと、教会の中心的な役割を果たす壮年や、今後の未来を託す、若者や子供たちが少ない状態になっています。この問題の解決策は、なかなか見つからないかもしれませんが、信徒の皆さんで、今後もかんがえていかなければと思っています。 

 いずれにしても、教会での活動というものは、会社のように、営利目的でもなく、義務感でやるものでもないので(時には、必要かもしれませんが)、私としては、信仰を中心として、お互いに、色々な話をして、風通しを良くし、楽しくやりましょうという思いを強く持っています(楽しくないと、長続きしません)。 

 これからは、八木新委員長のもと、信徒の心が一つになって、教会活動が活発になっていくことを願うと共に、一信徒として、協力していきたいと思っています。


主日のミサ

4月1日:聖木曜日(主の晩餐)・藤枝教会19時

4月2日:聖金曜日(主の受難)・聖地のための献金(大斎、小斎)・藤枝教会19時

4月3日:聖土曜日

4月4日:復活の主日(枝の主日)・11時

4月11日:復活節第二主日・11時

4月18日:復活節第三主日・11時

4月25日:世界召命祈願の日・復活節第四主日・ 11時


4月4日:吉田喜(第一朗読)・フィリピングループ(第二朗読)・Aグループ(共同祈願)

4月11日:永田(第一朗読)・フィリピングループ(第二朗読)・Bグループ(共同祈願)

4月18日:有賀(第一朗読)・フィリピングループ(第二朗読)・Cグループ(共同祈願)

4月25日:尾高英(第一朗読)・フィリピングループ(第二朗読)・Dグループ(共同祈願)

1634年、南ドイツの僻村「オーベルストドルフ」で、禁を破って、ペストの収束を神に祈って、村人総出で、受難劇を捧げました。受難劇は、以来、今日に至る迄、10年毎に上演され、世界中から数多くの巡礼者が訪れます。


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